豊かな自然を誇る紀伊半島。南紀・熊野エリアにも美しい滝がたくさん存在しています。ここでは「日本の滝100選」に選ばれた有名な滝や、気軽にハイキングを楽しめる滝をご紹介します。
「日本の滝100選」南紀・熊野の4滝
南紀・熊野エリアには、日本の滝100選に選定された滝が4箇所あります。
那智の滝(和歌山県那智勝浦町)
ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産として登録されている滝。落差日本一の滝として有名です。
桑ノ木の滝(和歌山県新宮市)
滝壺まで気持ちよくハイキングが楽しめる美しい滝。熊野の自然を気軽に楽しめます。
八草の滝(和歌山県白浜町)
水量が多いときしか見ることができない幻の滝。現在は、滝に近づくのは困難ですが、車道に展望スポットがあります。
布引の滝(三重県熊野市)
白い布を広げたような美しい滝。遊歩道が整備されていて、森林浴が楽しめます。車道にも展望スポットがあります。
気軽に立ち寄れるおすすめ6滝
飛雪の滝
三重県南牟婁郡紀宝町浅利地区にある滝。滝の前にはキャンプ場があります。
滝ノ拝
和歌山県東牟婁郡古座川町小川地区にある滝。道の駅滝ノ拝太郎から徒歩すぐ。
琴の滝
和歌山県西牟婁郡すさみ町にある滝。約1kmの遊歩道が整備されています。
雫の滝
和歌山県西牟婁郡すさみ町にある滝。車道から10分ほどで滝壺まで歩いていけます。
かやの滝
和歌山県田辺市大塔地区の百間山渓谷にある滝。全長約3kmのコースが整備されており、かやの滝は2番目に現れます。
不動の滝
和歌山県田辺市上秋津の奇絶峡にある滝。不動の滝は駐車場から赤い滝見橋を渡ってすぐです。
緑豊かな南紀・熊野には、美しい滝や渓谷が点在しています。ドライブの途中で気づかずに通り過ぎてしまいような滝もあれば、簡単にたどり着くことができない秘境の渓谷もあります。
ここでは、アクセスしやすく見応えのある滝をご紹介しました。迫力ある水音や水しぶき、澄んだ美しい水、深い緑…。滝や渓流は南紀・熊野の自然を堪能するにふさわしいスポットです。ぜひ、足を伸ばしてみてください。