鳥毛洞窟の旅ログ
訪問時期
2022年7月24日 9時半ごろ
滞在時間
1時間(道の駅志原海岸~鳥毛洞窟~道の駅志原海岸)+1時間(ベアーズロック、海来館での食事)
散策記録
干潮にしか行けないという鳥毛洞窟。事前に調べておいた干潮の時間帯に道の駅志原海岸に到着することができたので、チャンス到来とばかりに行ってみました。本当は、干潮の時間帯より早めにつきたかったのですが、ピークの少しあとぐらいでした。
鳥毛洞窟は道の駅の駐車場から徒歩で15分くらい。岩場を数分歩かなければなりませんが、足場が悪すぎるということはなく、スニーカーを履いていれば大丈夫な程度でした。
ごく最近、案内板が新設されたとのこと。
案内板によりアクセスがわかりやすくなったのも実感しました。海岸までは舗装されているうえ、岩場が意外に歩きやすく、アクセス困難ではなく気軽に散策できるところだったのが印象的です。
スタートは道の駅 志原海岸
フォトジェニックな海岸美を誇る鳥毛洞窟。干潮の時にしか行けない散策路を歩いてアクセスするという、南紀熊野ジオパークのスポットの一つです。最近、人気が高まっています。
自家用車やレンタカーでのアクセスの場合、駐車場がある道の駅 志原海岸からがおすすめ。公共交通機関の場合も、スタート時の拠点として、トイレや自動販売機のある道の駅を使うのがよさそうです。
「リヴァージュ・スパひきがわ」裏をサイクリングロードへ
道の駅 志原海岸に車を停め、海岸沿いの遊歩道・サイクリングロードを「リヴァージュ・スパひきがわ」へ向かいます。
国道42号線からでももちろん行けますが、「和歌山の朝日・夕陽百選」のモニュメントのあるあたりから、海岸沿いの遊歩道・サイクリングロードを歩いていくのがわかりやすいです。
サイクリングロードを示す青いラインのあるルートに沿って、「リヴァージュ・スパひきがわ」の海側を進むと、小さな橋があります。この青いラインは実際に路面に描かれています。写真に書き込んだのではないんですよ。
この橋を渡ると「鳥毛洞窟」への案内板がでているので、その通りに進んでいきます。この案内板は、白浜町の日置川観光協会によって、ごく最近設置されたものだそうです。サイクリングロードは通行止めのようですが、歩いている範囲ではわかりませんでした。
サイクリングロードを歩いていくと、右から来た車道と一緒になります。この車道は、国道42号線から「民宿ゆうき荘」のそばを「In the Outdoor 白浜志原海岸」へ向かう道です。サイクリングロードではなく、こちらを通ってきても問題ありません。
「In the Outdoor 白浜志原海岸」前の坂道を下る方向へ
In the Outdoor(インジアウトドア)白浜志原海岸は2022年4月にオープンしたばかりのグランピング施設。各所に案内板が設置されているので、道に迷ったら、この施設を目指すのもわかりやすそうです。
「In the Outdoor白浜志原海岸」の入り口の前にも「鳥毛洞窟」への案内板があります。鳥毛洞窟への遊歩道は、サイクリングロードから外れ、海岸へ下っていきます。
一般の車は通れなさそうな車道を歩いてくだり、ほどなく海岸につきます。
海岸に出たら右へ
5分ほど下ると海岸に出ます。美しい緑がかった水のビーチ。水遊びをしている人もいます。グランピング施設の宿泊者でしょうか。涼しげでうらやましい…
海水浴客を横目に、右の岩場へ。平行に削り取られた岩場は段差が低いところもあり、意外な歩きやすさ。足場は悪くありません。
散策路は以前から整備されていたようです。最近作ったのではなさそうな、懐かしい作りのコンクリートの通路や橋がありました。
海蝕洞窟「鳥毛洞窟」
岩場を5分ほど歩くと、洞窟が見えてきます。岩場は段差も凹凸も穏やかで、比較的簡単に近づくことができます。この日は、数人のグループが2組ほど。入れ代わり立ち代わり、記念撮影。さらに人気が出てくると、順番待ちがすごいことになるかもしれませんね。
ここまでが意外に簡単にアプローチできたので、千畳敷も行こうかなと思えてきました。が、出発したのがちょうど干潮のころ。ここからだんだん満ちてくるのに、アクセス路の様子がわからないので、無理はせず戻ることにしました。
戻ったらベアーズロックも
向こうにベアーズロックを望み、美しい入り江に戻り、さらに同じルートをたどり、道の駅志原海岸にむかって戻ります。
そのままベアーズロックへ向かい、一周してきました。くまさんのように見えるのは、道の駅サイドから見たときだけなんですね。
食事は道の駅志原海岸「海来館」で
人気の海来館丼やうつぼ天丼も気になったのですが、旬の赤イカ丼にすることにしました。新鮮なイカの甘みに大満足です。
スタート&ゴール地点は道の駅となるので、「なかなか簡単にたどり着けない難所だから…」という覚悟の割には意外に気軽に楽しめました。とても素敵なところだったので、時間帯や天気の良いときにまた改めて訪れたいと思います。
※気象庁の潮位表や潮干狩りや釣り客向けの潮汐表・潮見表などで干潮時刻を確認の上、余裕をもって散策の時間帯を予定してください。夕方の場合は、帰路には暗くなっている場合もあるかもしれません。くれぐれもご注意ください。