闘鶏神社の概要
闘鶏神社(とうけいじんじゃ)は、和歌山県田辺市にある神社です。2016年10月、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に、熊野参詣道 大辺路の一部として追加登録されました。
熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)の別宮的な存在として位置づけられています。熊野三山への参詣が困難な人々は闘鶏神社に参詣して、熊野三山を遙拝して引き返したと伝わります。
闘鶏神社の名は、源氏、平氏のいずれからも援軍を要請された熊野水軍がどちらに味方をするかの神意を確認するため、熊野別当湛増が紅白の鶏を戦わせたことに由来します。白の鶏が勝ったことから源氏に味方をすることを決め、壇ノ浦での源氏の勝利につながったとされています。このことから、闘鶏神社は勝負の神様としても御利益があるとされています。
武蔵坊弁慶は熊野別当湛増の子として生まれたという伝説も伝わっていて、社務所には源義経や武蔵坊弁慶にまつわる宝物が展示されています。
闘鶏神社の御朱印とあわせ、同じ境内にある摂社籐巌神社の御朱印をいただくことができます。
※闘鶏は正しくは「鬪雞」と表記します。
闘鶏神社の基本情報
- 住所:和歌山県田辺市東陽1-1
- 電話番号:0739-22-0155
- 休業日:無休
- 営業時間:境内自由
最新の情報は各施設にお問い合わせください。
闘鶏神社へのアクセス方法
地図
公共交通機関での行き方
- 主なルート
- JR紀伊田辺駅から徒歩で約5分
車での行き方
- 主なルート
- 南紀田辺インターから約10分
- 駐車場
- 有料
主な観光地から闘鶏神社へのドライブ所要時間の目安
南紀・熊野エリア内の主な観光拠点から自動車で移動した場合のおよその所要時間です。観光地めぐりの目安にどうぞ。
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