世界遺産に指定されている「熊野三山」、1日で回ることはできる?という質問がよくあります。
さっと見て回るなら可能です。大阪、名古屋からの日帰りツアーも開催されています。熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社・青岸渡寺を巡る観光ツアーとなっている場合がほとんどです。
ここでは、現地発着で熊野三山をめぐるルートをご紹介します。早朝からの観光になるので、前泊または夜行バスでの移動が前提となります。
公共交通機関
路線バス
前泊して、早朝からお参りするスケジュールにすれば、路線バスを乗り継いで熊野三山を巡ることも可能です。本宮、新宮、那智勝浦のどこを拠点にしてもOKです。
路線バスは便が少ないので、事前に時刻表を確認して計画をきちんと立て、乗り遅れないように注意しましょう。
定期観光バス
定期観光バス「世界遺産 熊野三山めぐりコース」なら簡単に熊野三山めぐりができます。
完全予約制で、毎日運行。紀伊勝浦駅発が8:30のため前泊または夜行バスで到着済みであることが前提になります。予約しておけば、湯の峰温泉、渡瀬温泉、川湯温泉からの乗車も可能です。
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社を巡り、紀伊勝浦駅着が15:10ですので、その後に大阪や名古屋へ戻ることもできます。
※時刻は2020/4/20現在の情報です。最新の時刻をご確認ください。
路線バス+定期観光バス
路線バスと定期観光バス「世界遺産 熊野古道大門坂と那智山めぐりコース」を組み合わせると、じっくりかつ効率的に熊野三山めぐりができます。
午前中は路線バスを利用。熊野本宮大社周辺の参拝・散策をすませ、路線バスで新宮市まで移動しておきます。本宮でゆっくりするもよし、早めに新宮市に移動して神倉神社もお参りするもよし。
12:00発の新宮駅発・紀伊勝浦駅着コースで、熊野速玉大社から那智の滝・熊野那智大社・青岸渡寺の参拝がとてもスムーズにできます。
路線バスは便が少ないので、事前に時刻表を確認して計画をきちんと立て、乗り遅れないように注意しましょう。
マイカー・レンタカー
本宮〜新宮〜那智勝浦を巡るドライブコース。熊野古道 中辺路での参拝と同じ順です。
那智勝浦〜新宮〜本宮の順に巡るドライブコース。混雑する時期におすすめです。
いずれも朝早くからの観光スケジュールになります。無理せず計画なさってください。