田辺祭とは
「田辺祭」は闘鶏神社の例大祭で、毎年7月24日・25日に行われています。紀州三大祭りに上げられるほどの盛大なお祭り。「おかさ」と呼ばれる8基の笠鉾や、乗り子が乗った馬が町を巡回し、お祭りの雰囲気を盛り上げます。闘鶏神社で行われる神事に合わせ、おかさが各町から集合したり、屋台が並んでいたりと、賑わいを見せます。
2022年
開催予定
2022年、田辺祭は規模を縮小しての開催が発表されました。笠鉾(かさほこ)や衣笠(きぬがさ)がお披露目されるものの、「ひき揃え」はなし。また、7月25日早朝の闘鶏神社での神事「暁の祭典」や、25日夕の流鏑馬式は実施される予定とのことです。
実施状況
縮小開催で実施されました。流鏑馬では女児が乗り子として初参加となったことが話題となりました。
地区によっては、お笠が地区を巡る「町曳き」も復活。馬が馬町(上屋敷町、中屋敷町、下屋敷町、新屋敷町、今福町)をめぐったり、各所で田辺祭の雰囲気を感じることができたようです。
私も闘鶏神社で衣笠が飾られているのを目にし、コロナからの復活への期待を感じました。
撮影:管理人(2022年7月25日)
2021年:田辺祭の開催予定
2021年の田辺祭についても、一部神事を除き中止が発表されました。
2020年:田辺祭の開催予定
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2020年の田辺祭の中止が発表されました。
笠鉾の組み立てや巡行、みこし渡御行列、役馬町回り、流鏑馬行事が中止となり、闘鶏神社で行われる神事「暁の祭典」は、神職や総代のみで行う方針とのことです。
開催当日の混雑の回避だけでなく、お囃子の練習など子どもたちが集まって練習する機会など準備段階でも対策が難しいことと思います。
「来年はもっと盛大に、2年分楽しめるような祭りにしていきたい」の言葉通り、次回開催を楽しみに待ちたいと思います。